意外な形で誰かに支えられている 映画『アイミタガイ』の感想・考察
みなさん、こんにちは。千年鯨です。
最近、みなさんには何か心がほっこりとするような出来事がありましたか?
感動する話、良い話はよし自分もがんばろうと励まされたり、心が癒されたりするものです。
今回記す映画『アイミタガイ』は、心がじんわりと暖かくなる素敵な映画でしたのでおすすめします。
映画『アイミタガイ』の基本情報
監督:草野翔吾
主演:黒木華
原作:中條てい
映画『アイミタガイ』の原作は中條ていの連作短編集『アイミタガイ』です。
ジャンルはヒューマンドラマ、意外な形で人と人とのつながりを感じられるという物語です。
映画の舞台は愛知県や三重県、滋賀県の三県で、素敵な風景を楽しめます。
どこも穏やかな雰囲気なので気になった方はぜひ訪れてみてください。
映画『アイミタガイ』のあらすじ
映画『アイミタガイ』のあらすじは以下の通りです。
1.ウエディングプランナーとして働いている主人公の梓は親友の突然の死を知り、恋人との関係に悩みながら亡くなった今でもスマホにメッセージを送り続ける
2.一方、親友の両親は娘宛てに児童養護施設からのカード、スマホにメッセージが届いているのを知る
3.梓の恋人は梓の葛藤を知りながらも、前に進みたいと願っていた。
4.介護ヘルパーをしている叔母から老婦人の話を聞いた梓は頼みごとをするために訪問、そこで思いがけないつながりを感じるのであった
映画『アイミタガイ』の感想
映画『アイミタガイ』は何気ない出来事が意外な形でつながっていくという不思議なご縁を感じるものでした。
人生悪いことばかりではないなあと思うほど心がほっこりとしました。
これから詳しい感想を記します。
感想-1 心がほっこりとする
https://www.photo-ac.com/
映画『アイミタガイ』の良さは心がほっこりとすることです。
人生がうまくいかないとか、忙しくて余裕がない人にとっては癒されるものですね。
親友の死、両親による離婚、過去からの呪縛による苦しみは計り知れないことです。
その苦しみによって見えなかったものが優しさによって見えていく過程は素晴らしかったですね。
世の中まだまだいけるなあとか、捨てたものじゃないなあと思うほど心が浄化されました。
感想-2 優しさは見えない形で表れている
https://www.photo-ac.com/
映画『アイミタガイ』では人々の優しさの形が丁寧に表現されていました。
優しさや慈しみという本質とは何かがわかってきたような気がします。
この人の行動の根源はこういうことだったのかという発見もあり、深く掘り下げれば掘り下げるほど興味深いものでした。
どんなに親しい間柄でもわかってそうでわかってないものなんだなあと改めて思いました。
感想-3 思いがけない形で繋がれていくもの
https://www.photo-ac.com/
映画『アイミタガイ』では何気ないことが意外な形で人々の心に残っていくという光景が描かれていました。
よく考えたら、私たちの普段の生活にもありそうなことなんですよね。
自分の元気の源や憧れは誰かからの影響によるもの、自分の行動は誰かを癒したり、元気にしたりするもの。
そういう見えない糸のようなものがあると思うと、自然と励まされました。
何か疲れたり、絶望したときには映画『アイミタガイ』を思い出しながら生きていきたいと思いました。
まとめ 人と人との絆は静かに存在している
映画『アイミタガイ』では私たちがどこかで忘れていた優しさや慈しみの本質を教えてくれる映画です。
暗いことが起こりやすい世の中にとっては希望を抱かせるものでしたね。
辛いことがあったり、迷いごとが起きたりしたときにはおすすめしたい映画です。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません