恐怖とわくわくと涙あり! 映画『ホーンテッドマンション』の感想・考察
みなさん、こんにちは。千年鯨です。
今回私が記すのは映画『ホーンテッドマンション』です。
ホーンテッドマンションはディズニーランドで有名なアトラクションですが、好きなアトラクションなんですよね。
映画ではどんなストーリーになるのかと公開を楽しみにしていました。
これから映画『ホーンテッドマンション』のあらすじや基本情報、感想&考察について記します。
感想のところでは映画のネタバレに関わるところがありますので、まだ見てない方はぜひご視聴ください。
映画『ホーンテッドマンション』の基本情報
監督:ジャスティン・シミエン
公開年:2023年
ホーンテッドマンションのジャンルはホラーかつコメディ映画。
怖さもありましたが、わくわくもあって面白かったです。
映画の舞台はジャズで有名なニューオーリンズであり、冒頭では陽気な音楽が流れて胸が弾みました。
映画『ホーンテッドマンション』のあらすじ
映画『ホーンテッドマンション』のあらすじは以下の通りです。
1.ニューオーリンズの外れにあるいわくつきの洋館に引っ越しをした親子の二人はさっそく幽霊から手厚い歓迎を受ける。
2.逃げだした二人だったが、災難なことに連れ戻されてしまった。
3.幽霊屋敷の話を聞いた神父や幽霊写真家、霊能者や歴史学者までもやってきて屋敷の虜になってしまう。
4.館になぜ幽霊が集まっているのか、あらゆる謎を解くためにそれぞれが動くのであった。
映画『ホーンテッドマンション』を楽しむための豆知識
映画『ホーンテッドマンション』をもっと楽しみたい方におすすめの豆知識があります。
これからホーンテッドマンションとはどんなアトラクションか、そして舞台のニューオーリンズについてご紹介します。
ディズニーランドのアトラクション ホーンテッドマンションとは?
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ディズニーランドにあるホーンテッドマンションとは999人の幽霊が1000人目の幽霊を待っているという幽霊屋敷です。
ホーンテッドマンションの主な見どころと言えば、
・下にうにょーんと伸びる絵
・勝手になりだすピアノ
・楽しそうにワルツを踊る幽霊たち
・水晶の中にいる女性
ですね。
私が印象に残ったのは墓場のガリガリに痩せて骨が浮き出ている犬で、見た瞬間背筋が凍りました。
ハロウィーンやクリスマスの時限定! ホリデーナイトメアー
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通常版では不気味なホーンテッドマンションですが、ハロウィーンやクリスマスの間はいつもとは違う光景が見られます。
ホリデーナイトメアーというイベントではいつもとは異なって楽しみが倍増な雰囲気に変わるのです。
怖いのが苦手な方でも楽しめるのでおすすめです。
このホリデーナイトメアは映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』にちなんだイベントだそうです。
映画が気になったかたはぜひこちらの記事もご覧ください。
ニューオーリンズとはどんなところ?
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ニューオーリンズはアメリカの南東部、ルイジアナ州にある大きな都市であり、ジャズの発祥地として有名です。
歩いているだけでもジャズが聞こえるほど音楽に満ちていると言われています。
ニューオーリンズは様々な人種や民族の方が住むところであり、独特のグルメや文化があります。
中でもグルメはアメリカで一番美味しいと評判があるとか。
ナダからやって来たアカーディアンの影響を受けたケイジャン料理、ヨーロッパとアフリカの料理が融合したクレオール料理などを楽しめます。
ニューオーリンズで見られる葬式 ジャズ葬とは?
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映画『ホーンテッドマンション』の冒頭では葬式の場面が流れました。
日本では見られないであろう、軽快なものでしたね。
調べてみると、ニューオーリンズにはジャズ葬という儀式が行われているそうです。
ジャズ葬とは死者が天国へと旅立つのを祝う儀式であり、死者が入った棺を墓場まで運ぶ際明るいジャズに合せて参列者たちがお祭り騒ぎをします。
ネットでは棺ダンスというワードで検索すると出てきますし、youtubeでも動画がありますので気になる方はぜひ見てください。
映画『ホーンテッドマンション』の感想・考察
映画『ホーンテッドマンション』は全体的にとても面白かったです。
これから詳しい感想・考察について記します。
感想・考察-1 恐怖と爽快な気持ちでわくわく
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映画『ホーンテッドマンション』はいわくつきの館が出てきますから、ホラーな映画でした。
しかし、この映画は恐怖だけではなく見ると心が元気になるほど面白いものだったのです。
まさか涙がほろりとする展開もあるなんてと思わなかったですね。
人生上手くいってない人たちが力を合わせて乗り越える姿は自然と勇気づけられました。
感想・考察-2 個性的な登場人物たちの活躍にわくわく!
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映画『ホーンテッドマンション』では館の幽霊たちに引き寄せられてしまった人たちがなんとか館から出ようとする物語です。
心霊写真を撮る専門家、医者、学者さんや神父さんなどあらゆる人たちが力を合わせる姿はわくわくしましたね。
一番面白かったのは学者さんのおじいちゃん。
心臓の手術が近いっちゅーのに、わしも関わりたいと乗り込んでいくところは面白かったですね。
普通なら安静にしろっと言いたいところだったのですが、自分の意思を貫くところは面白かったです。
感想・考察-3 大切な人との別れを乗り越えるには?
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映画『ホーンテッドマンション』ではどうして館に幽霊がたくさん集まるようになったのかが描かれました。
元々のきっかけは妻との死別を経験した館の主人が再び妻に会いたいから始まったとのこと。
色々とあって現在のようになったのですが、別れても会いたいと思うくらい館の主人と妻は愛し合っていたみたいですね。
館の主人みたいに妻と別れてしまった心霊写真の専門家など悲しい別れを抱えた人たちの成長には涙がほろりときました。
喪失感を失った方、そして前向きに生きたいと言う方にはおすすめしたい映画でした。
まとめ 映画『ホーンテッドマンション』は良作である
映画『ホーンテッドマンション』は全体的にホラーでしたが、笑いあり涙ありとわくわくの展開に満たされるものでした。
まさかこんなに心がすっとするとは思いませんでしたね。
映画のところどころでは、ディズニーランドのアトラクションに出てきたところが表現されていてホーンテッドマンションが好きな方には刺さるものでした。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
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