学校・教室が舞台!連続の衝撃サスペンス 映画『遺書、公開』の感想・考察

みなさん、こんにちは。千年鯨です。

今回紹介する映画は2025年1月末に公開された『遺書、公開』です。

私は実は『遺書、公開』の漫画を読んでいて、これは映画かドラマになったら面白そうだなあと思っていたので映画化したことはうれしかったですね。

あの原作をどのように映画に表現されていったのだろうかと気になっていたので実際に見てみました。

これから映画『遺書、公開』の基本情報、あらすじや感想について記します。

映画『遺書、公開』の基本情報

映画『遺書、公開』の基本情報は以下の通りです。

監督:英勉

脚本:鈴木おさむ

主演:吉野北人

出演:堀未央奈、高石あかりら

原作:陽東太郎『遺書、公開』(ガンガンコミックスJOKER)

映画『遺書、公開』とは、東京リベンジャーズの監督をしていた英勉、放送作家として活躍しており2024年3月に引退することを発表している鈴木おさむ、そして作品の舞台である2年D組の生徒を演じた若手の俳優たちんどそれぞれ実力者たちが集まる作品です。

とにかく演技がすごかったですね、今後の活躍がますます気になるものでした。

元々『遺書、公開』は月刊誌ガンガンJOKERで連載されていた漫画であり、ドロドロとした人間関係や真相が明らかになりつつ過程が評判でした。

原作は全9巻なので気になった方はぜひ読んでみてください。

映画『遺書、公開』のロケ地とは?

さて、映画『遺書、公開』で一番気になったのはロケ地です。

実際に調べてみた結果、映画『遺書、公開』のロケ地は以下の場所で行われていたことがわかりました。

千葉県大堀川リバーサイドパーク
テラスモール松戸
柏市内高校
幕張17号跨線人道橋 (京成線「京成幕張駅」より徒歩約11分)
埼玉県埼玉県立三郷工業技術高等学校
東京都鐘ヶ淵、隅田川

参考 

千葉県フィルムコミッション(https://fc.ccb.or.jp/)

埼玉県立三郷工業技術高等学校(https://misato-th.spec.ed.jp/)

X(https://x.com/home)

実際に訪れる際は近隣住民にご迷惑かけないように努めてください。

遠方に住んでいるかつ、楽天のポイントでお得に旅行したい方はぜひこちらの楽天トラベルをおすすめします。

映画『遺書、公開』のあらすじ

映画『遺書、公開』のあらすじは以下の通りです。

1.とある高校の2年D組では謎の序列というものが存在していた

2.その序列で1位になった姫山椿はクラスの人気者だったが、ある日突然自〇してしまう。

3.突然の自〇にクラスメイトたちは悲しむが、葬式の後教室の机に遺書が置かれていることに気づく。

4.姫山椿の死因を探るため、それぞれが自分に宛てられた遺書を公開することになったのだった。

映画『遺書、公開』の感想・考察

映画『遺書、公開』は衝撃の連続、人って怖いんだなあとか、役者さんたちの感情の爆発とかあらゆることで刺激を受けました。

これから詳しい感想について記します。

感想・考察-1 原作の良さがぎゅっと丁寧に込められていた

https://www.ac-illust.com/

原作を元々読んでいた身としては満足するものでした。

全9巻のストーリーを2時間という映画でぎゅっと表現できていく力量はすごいですね。

さすが脚本家さんと鈴木おさむ氏の技術に驚いたものです。

多少異なることはあったのですが、違和感なくすんなりと受け入れられました。

後味の悪さも表現されており、原作の魅力が表現されている素敵なものでした。

感想・考察-2 役者さんたちの感情のむきだしがすごい

https://www.photo-ac.com/

映画『遺書、公開』では序列や遺書など謎に満ちていましたが、一番印象に残ったのは役者さんがそれぞれ感情をむき出しにするところでした。

遺書がきっかけで明かされていく闇の部分、表には出てこなかった嫉妬や妬みなど、爆発していく様はすごかったですね。

怒りの表現も様々で静かに責めるように、その場を支配するかのような怒りや恐怖には思わず見ている自分も身がすくむほどでした。

本当、役者さんたちの実力すごかったです。

感想・考察-3 相手のために踏み込めるかどうか

https://www.photo-ac.com/

映画『遺書、公開』ではクラスの人気者であった姫山椿が自〇したという衝撃的な出来事から始まります。

様々な闇が暴かれていったのですが、クラスメイトの中には姫山椿が1位の重圧に押しつぶされているのではないかと心配する人もいたのですね。

それぞれの立場で歩み寄ろうとしたけど、もっと踏み込むべきだったのではないかと後悔する姿を見ていると胸が痛みました

一番ぐっと来たのは千蔭の一人で号泣するシーンですね。

どこかひねくれているような彼ですが実は姫山椿みたいに過度な期待をされている人でした。

姫山椿を心配していて声をかけたのですが、あの時もっと踏み込んでいたらという後悔と彼女が亡くなったことによる悲しみが爆発したという号泣シーンには胸が打たれたものです。

まとめ 映画『遺書、公開』は原作ファンが見ても楽しめる

映画『遺書、公開』は原作の良さやキャラがそのまま飛び出してきたような映画でした。

演者さんによる感情を爆発させたシーンや闇を表現するシーンが連続で最後まで魅了されました。

謎多き展開、そして遺書が作られた意味など展開がすさまじくて、ドキドキしたものです。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。