とある女と国王の純愛物語 映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』の感想・考察
突然ですが、みなさんはフランス革命についてはご存じですか?
歴史の授業では誰もが学んだことはあるかもしれません。
今回語る映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』にはフランス革命に関係している人物が登場します。
この映画の主人公であるジャンヌ・デュ・バリーはベルサイユのばらの影響か悪女のイメージが強いのですが、実際に映画を見た結果印象が大きく変わりました。
どのように変化したのか、これからご紹介します。
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』の基本情報
監督:マイウェン
ジャンヌ・デュ・バリー:マイウェン
ルイ15世:ジョニー・デップ
主演かつ監督、そして脚本を担当したのがマイウェン。
そしてルイ15世を演じたのがあの有名なジョニー・デップです。
ジョニー・デップはしばらく裁判で大変でしたのが見事勝訴しました。
その後映画に復帰したのですが、それがこの『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』なのです。
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』のあらすじ
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』のあらすじは以下の通りです。
1.主人公のジャンヌは平民の私生児として生まれたが、美しい美貌と知性を持っていた
2.娼婦として生きていたジャンヌはバリー子爵と出会い、国王ルイ15世の愛人にと紹介される
3.ルイ15世の愛人となったジャンヌだが、当時の世間では平民が公妾になるのは前代未聞だった
4.王族・貴族たちの反感を受けながらもジャンヌとルイ15世は愛を育むが……。
ベルサイユ宮殿、国王ルイ15世とは?
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』ではフランス王室の一幕が描かれています。
主人公を始め、歴史の有名人が出てきますがそれぞれどんな人なのか、そしてベルサイユ宮殿とはどんな場所なのか調べてみました。
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』のロケ地、ベルサイユ宮殿とは?
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さて、映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』のストーリーの舞台且つロケ地はあの有名な世界遺産の一つであるベルサイユ宮殿です。
ベルサイユ宮殿は世界中の宮殿の中でとても壮麗で豪華な建造物、芸術品であるとの評判から1979年に世界文化遺産として登録されました。
ルイ15世の曽祖父で 『朕は国家なり』という言葉を残したルイ14世によってベルサイユ宮殿が建てられました。
建てられたきっかけは、臣下のフーケが建てた城が立派だったことに嫉妬したからです。
元が沼地だった場所に50年かけて、現在の立派なベルサイユ宮殿が建てられました。
ベルサイユ宮殿はフランス革命が始まるまで政治の中心地であり、政治の実権を貴族や聖職者の手から国王のもとに集中させる意図があったと言われています。
ジョニー・デップが演じたルイ15世とは?
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ジョニー・デップが演じたのはルイ15世です。
ルイ15世は太陽王として有名なルイ14世の曾孫です。
ルイ14世の崩御後にわずか5歳で即位し、天然痘でこの世を去るまで59年間政治のトップとして君臨します。
ルイ15世は私生活で様々な愛人がいたということから、最愛王と呼ばれていました。
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』の感想・考察
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』を見た結果、ジャンヌ・デュ・バリーことデュバリー夫人のイメージが大きく変わりました。
ベルサイユ宮殿の壮大な空間、育まれていく二人の愛に心が動かされたものです。
これから詳しい感想を記します。
感想・考察-1 悪女というイメージが吹っ切れた
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私がデュバリー夫人を知ったきっかけは、フランス革命や王室を描いたアニメこと『ベルサイユのばら』です。
そこではマリーアントワネットと対立する悪女として、デュバリー夫人が描かれていたのです。
その悪女として有名なデュバリー夫人の人生が描かれているとのことから、気になって映画を見てみました。
映画のデュバリー夫人の姿は悪女のイメージとはかけ離れていて驚きましたね。
・嫁ぎ先の義理の息子や従僕の少年に対して優しく教育を施すなどの慈悲深いところ
・男装をしたりと周りとは違う個性を見せる姿があった
など目から鱗な光景がありました。
歴史を詳しく見ると見方が大きく異なるものですね。
この映画を機に、もっと歴史を知りたいなあと思いました。
感想・考察-2 フランス王室の独特の文化を楽しめる
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ベルサイユ宮殿、当時のフランス王室が舞台とのことなので当時の生活の風景や人々の姿が描かれていました。
王様の長い朝仕度、退室する際のマナーなど見ごたえがあって面白いですね。
なんてすごい世界なんだと魅了されました。
感想・考察-3 役者さんのビジュアルが素敵で目の保養になる
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主人公のジャンヌ、そしてルイ15世だけではなく王太子のルイ16世が素敵で目の保養になりました。
ジョニー・デップは素敵なイケ叔父で魅力満載、マイウェンは深く印象に残るほどの穏やかな美しさがありました。
しかもイケメンな王太子であるルイ16世はマイウェンの息子で、プロのテニスプレイヤーとして活躍しているとか。
まさに眼福、映画の最初から最後まで楽しめました。
まとめ 映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』美しさと壮大な世界に浸れる素敵な映画
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』はとある女性の壮大な人生の物語です。
魅力はそれだけではなく、ベルサイユ宮殿の美しさや当時はこんな雰囲気だったのであろうと想像しながら世界に浸れました。
とにかく美しい映画でしたので、フランスの歴史が好きな人にはおすすめです。
最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました。
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