映画仕掛人・藤枝梅安(一)、(二)の感想、考察 本格的、そして上質な時代劇
仕掛人という言葉をあなたは聞いたことはありませんか。
仕掛人は今で言う暗殺者であり、江戸時代にいたと言われています。
今回語るのは池波正太郎の時代小説、仕掛人・藤枝梅安の映画です。
音楽、役者さん、映像がどれも素敵な映画ですので、普段時代劇を見ない方にもおすすめです。
映画仕掛人・藤枝梅安の基本情報
原作者:池波正太郎
監督:河毛俊作
主演:豊川悦司
仕掛人・藤枝梅安は鬼平などで有名な池波正太郎の小説シリーズです。
主演の豊川悦司らを筆頭に様々な実力派の俳優さん、女優さんが出ています。
池波正太郎とは?
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仕掛人・藤枝梅安の作者は池波正太郎です。
池波正太郎は戦後を代表する時代小説、歴史小説の作家です。
鬼平犯科帳、剣客商売、そして仕掛人・藤枝梅安は三大シリーズとして人気になり、テレビドラマや映画化されています。
時代劇なら誰もが名前を知っている作家さんです。
池波正太郎生誕100年記念
池波正太郎の生年月日は1923年1月25日です。
2023年がちょうど生誕100年ということで藤枝梅安の映画、そして来年の2024年には鬼平犯科帳の映画が公開されます。
時代劇のファンにとっては楽しみなものですね。
時代劇 冬の時代とは? 海外の評判は?
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さて、時代劇について語る際には欠かせない話題があります。
それは現在の時代劇の状況です。
時代劇が今テレビや映画ではどの状況なのか、そして海外での評判について調べてみました。
近年の時代劇の状況
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時代劇はおじいちゃん、おばあちゃんなどの中高年層に親しまれています。
しかし、最近はスポンサーがつかないという事情で時代劇の新作があまり作られなくなったそうです。
また、時代劇はセットや衣装の費用で大変などの問題も抱えています。
たしかに振り返ってみれば現在時代劇の新作が作られている民放はNHKでしか見られてない気がしますね。
その他だとBSやCSの時代劇専門チャンネルのみだった気がします。
そう思うと寂しい気持ちがありますね。
海外ではコスチュームドラマとして人気
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日本では下火になりつつある時代劇ですが、海外ではコスチュームドラマとして人気だそうです。
今回語る藤枝梅安は海外から映像化のオファーがあるなど高評判と言われています。
エンディングが英語表記であるのも海外展開を見込んでいるみたいですね。
今後、時代劇がどのように動いていくのか楽しみです。
映画仕掛人・藤枝梅安のあらすじ
1.藤枝梅安は表は針医者、裏は仕掛け人として生きており、依頼を受けて仕事を全うしている
2.時には仲間の彦次郎と共に依頼を遂行している
3.様々な闇に触れながら、藤枝梅安と彦次郎はそれぞれ自分の過去を振り返るのであった……。
映画仕掛人・藤枝梅安の感想、考察
仕掛人、藤枝梅安は全体的に映像、音楽、そして俳優さんや女優さんたちの演技がすばらしくて心が震えました。
時代劇を普段見ない方でもハマりますね。
これから詳しく感想や考察を述べていきたいと思います。
映画仕掛人・藤枝梅安の感想、考察① 役者さんの演技がすばらしい
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仕掛人は闇の世界のお仕事ということで、それぞれ人々の闇が描かれていました。
この闇深さは経験を積み重ねた役者さんにしか表現できないと言うほどすごかったです。
一番心が震えたのは(一)で出演された天海祐希さんの演技です。
辛い境遇を抱えた役の闇をこれでもかというくらい引きだしていて、思わず息をのむほどでした。
映画仕掛人・藤枝梅安の感想、考察② 意外と光と闇は近い者同士なんだなあ
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藤枝梅安、そして彦次郎は裏では仕掛人ですが表では医者や楊枝職人として生きています。
まさかあの人が仕掛人だなんてと思うほど、社会になじんでいるのです。
白昼堂々とやる仕事、しかし簡単には見破られずに事故や病気として片づけられる出来事に脱帽ですね。
光と闇は意外と近いものなんだなあと感じました。
映画仕掛人・藤枝梅安の感想、考察③ できれば続き、続編が見たい
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仕掛人 藤枝梅安は上質な映画でした。
何もかも最高でしたね。
音楽や映像、役者さんの演技で心が痺れました。
できれば続編を見てみたいと思うくらい素敵な映画でした。
まとめ 映画仕掛人・藤枝梅安最高!
制作者、役者たちの全身全霊を感じられる素晴らしい映画でしたね。
海外の方も興奮するのも納得な出来でした。
来年には同じく池波正太郎の作品である鬼平犯科帳の映画がやるとのことなので楽しみですね。
どんな風になるのか、ぜひ見てみたいです。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
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